Cross Cultural

5.4.15

201504-112
カタクリ

昨日までコートがあたりまえと思っていたのに今日は薄手のジャケットで充分というほど、季節の変化が大きい時期になった。一緒に仕事をしているフランス人から言わせれば、まだまだ凍えるように寒いパリあたりより東京はずっと暖かいそうだが、数字だけ見れば、パリも東京もあまり変わらない季節である。正直、フランス人の温度感覚と東京で働く人の温度感覚は全然違う。いや、違うはずはないのだが、習慣の違いが感覚の違いのようになっているのだろう。着ぶくれして混雑した電車で揺られながら汗をかき、電車を降りたら今度は冷たく乾燥した痛みを感じるビル風のなかを急ぐなどとても理解できないと言う。そのくせ、フランスでもバスで通勤する。慣れれば便利だし環境に良い。雪が降って渋滞してもバスレーンは動いてた。そんなことを言う。

一方、出張から帰ってきた日本人は、あの寒い真冬に外のテーブルでカフェなど理解できないと言う。ダウンコートを着るでもなく、普通のコートにマフラーをぐるぐる巻きにしてお茶するとは、普通の感覚ではないと。あいにく奥のカウンターしか空いてないがそれで良いかと聞かれ、何故その暖かい場所でゆっくりしたがらないのか思わず聞き返したくなったらしいが、そのくせ外のテーブルが空いたらあっちに行くとカップを持ってうろうろ。そんなものである。

201504-111
芽吹くどんぐり (クリックして拡大)

その冬の寒さも忘れる頃、4/5は復活祭。カトリックにとっては1年で一番重要な日ということだが、どうした訳か復活祭よりイースターと言った方が最近は通りが良いらしい。クリスマスどころかハロウィン(iOSの日本語環境だと、ハロウィンと打つとカボチャとお化けのemoticonがたくさんでてくる)もイベントと化した今、イースターがイベント化しても不思議ではない。その復活祭は、フランスだとpâques(パク)と言う。日曜日と決まっているので必ずお休みだが、その次の月曜日も続けてお休み。ついでに前の聖金曜日も休暇を取る人が多いから、案外連絡のつかない時期になる。その上、復活祭の日付は毎年変わる。ややこしいことに、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日だそうである(念のためwikiで調べたらフランス語は書いてない)。仕事で連絡が取れないと困るから、毎年思い出しては日付を調べ、そのうちpâquesという単語も覚えてしまった。そうやって復活祭を迎えると、本格的な春を感じるより休みの多い季節を思い出すのは少し情緒に欠けなくもない。フランスはこれから休日の多い季節である(2013年の別記事)。

Webはイースターの写真でいっぱいだろうから、ここでは違う写真を載せることにした。

 

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2 thoughts on “5.4.15”

  1. 真冬に外のテーブルでカフェ、体調が悪くないときはたまにやっています。
    たいてい一人だから気兼ねないし、外で熱い珈琲を飲むとより美味しいです。

    1. 外カフェ派でしたか。私もどちらかと言えばそうなので、日本でも増えないかなと思ってましたが、少ないのは法的な制限なんだそうですね。

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